剛しいら
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★★★★★ 2006-11-11 待望の続編
前作『ライオンを抱いて』がとても好きだったので、完戸将英(しょうえい)と和倉葉志宣(しのぶ)にまた会えてとても嬉しいです。右翼と警察官という立場のまま、二人の関係が続くわけもなく、変化は外からやってきます。中国マフィアに拉致監禁された志宣は、将英と共に生きること、自分の心の闇に向き合うことを迫られたのでした。作品全体に漂うもの寂しい空気は、二人が日の当たらない道を選択したからかもしれません。それも切なくていいんですが、二人の強さが何かを変えていくところまで読みたいと思います。続編を是非。辰巳さんとの共演もまた読みたい。
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剛 しいら
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おすすめ度 ★★★☆☆
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★★★☆☆ 2005-02-03 ハードボイルド・・・なの?
ストイックで狂気をはらんだ危ない運び屋はいつのまにか甘い生活を手に入れてしまっていた。
絶海の孤島に拉致されてしまったはずの悲劇の医者は、いつの間にかコトー先生になっていた。
イタリアンマフィアも香港系も恋に目がくらんでいるし。いいの?みなさんこんなに純情で・・・。
前作が好きだった人には拍子抜けかもしれないけど、ハードエロスというよりハードなラブラブがいい人には楽しく読めるだろう。
ただ、そうなるとイラストがアメコミみたいであまり魅力的とはいえないかも。イラストと、医者が今ひとつ魅力が足らなくて星は3つ。
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剛 しいら
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おすすめ度 ★★★★★
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★★★★★ 2005-05-22 素敵でした。
前作がとっても素敵だったので、待ちに待った続きです。
いろいろな時代が混ざったような「やまとの国」が舞台ですが、架空のこの設定そのものよりも、主人公二人の思いが本当に素敵に描かれていると思います。
二人の周りに集まる人も二人の人柄とまっすぐな意志に否応無く惹かれて、二人に力になり働いてくれます。
痛い話は嫌いなので、二人の気持ちがこのように感動的に綴られて、最後も納得のいくハッピーエンドになるのが好きです。
黒馬、白馬がとても場面場面で効果的に描かれています
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剛 しいら
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★★★★★ 2005-04-30 続きをよろしく
冷たい年上の美形の医師と熱血純情ガタイ良しの年下救命士。
これだけでもわくわくする設定だというのに、物語も設定に甘えず、ダレずにとんとんと進んでいく。
救命士の同僚たちや消防士たちがとてもうまく絡んできていて、命とむきあう臨場感や使命感、責任や義務などの部分も過不足なく網羅している。読みながら共感し、主人公二人の思いの行方もちゃんと見届けられるからこれは楽しめます。
この年上のクールビューティ、これがなかなか。「救命!」と呼び捨てにして、力加減を誤まる大きな犬のごとき年下の男をなんとか必死で調教しようと突っぱねたり、ゴーマンかましたりして…。
そうよね、若くないと気がつく頃から、「大人でいよう」とどこかセーブすることがよくあるのよね。などと、身につまされるような共感を覚えたりして。
面白くてあっという間に読み終えました。
ただ、医師を追い回していた麻酔医の話とか、二人の今後とか、もう少し書いて欲しい部分はある。なによりもこの二人にもう一度会いたい。
だから、早いうちに続編をお願いします。
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剛 しいら
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おすすめ度 ★★★★☆
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★★★★☆ 2006-09-23 自覚しつつも素直になれない7つ年上受けがツボ
赤色サイレンの続編です。
正直「赤色サイレン」は可もなく不可もなくという感じでしたが、
なんとなく気になって続編を手にしたところ、こちらはずっとよかったです。
二人とも多忙かつ受け(郁正)が7つ年上ということで、大甘にはならないのですが、ひとつの事件がある度、二人の絆が深まっていく、大人の愛の進み方にぐっと来ました。郁生が、自覚しつつもなかなか素直になれないところがツボで、もし続編が出ることがあったら、もっと素直にラブラブになっている郁生が見れるはず、見てみたいです。
★★★★☆ 2006-04-30 ほどほどの安定感
前作「赤色サイレン」の続編。
クールビューティーな年上外科医と救急救命士のストーリー。
珍しい設定ではないが、説明がくどすぎるわけではないしべたべた甘々過ぎない。
バランスが取れすぎてなんとなくのめりこめないというのがこの作者には往々にしてあるのだが、これはそのバランス感覚が逆にいい雰囲気を作っている。
救急隊の仲間たちもなかなか味があってよい。
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