弓月 あや
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★★☆☆☆ 2008-02-17 やはり、いまひとつ不満
この方の著書は以前の『天使の贖罪』がいまひとつでしたので読むのを
躊躇っていたのですが、やはり内容がいまひとつでした。
内容は治りかけの持病を抱える主人公蓮をレディと勘違いした軍人クレイグが見初め、
しかしある事情から彼の家に半ば強制的に連れられた蓮が少年と分かる
ところから始まります。
そしてこの方の著書は「金~栗色系青年×黒髪消極的少年」のカップルが多い
ようですね。前作も同じような感じでした。
前作同様、序章に当たる部分は物凄く魅力があり惹かれます。主人公も
その相手役も、容姿の描写が幻想的で素敵です。
ただやはり中盤に差し掛かればやはり・・・どうも面白みに欠けます。
しかも私にはクレイグの蓮への対応にまったく深みや愛を感じられません。
科白だけが滑っていきます。その科白も後先を考えていないと思うものばかり。
「軍人」という設定に描写が負けていますね。
全体で見てもいまひとつなので、星2つです。
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★★★★☆ 2007-05-12 意外に怖い
素直で誰からも愛される少年・瑞葉は、病弱な姉の代わりに小さい頃から兄と慕う義兄・秋良と挙式をあげる。代替はそこまでのはずが、気づけば初夜まで務めさせられ座敷牢での監禁の日々が待っていた。しかし酷いことをする一方で秋良の態度は優しく、愛されているのかと思うほどに瑞葉の心は甘く揺れる。
男だけど花嫁モノ。子供の頃から君の無垢な愛に癒され、成長する君をずっと愛してきたんだ――な話ね、ハイハイと読んでいたのですが思っていたより恐ろしい展開が待っていました。そ、そう来る……!と思ったので、少し甘いですが星4つ。
周りの人間が不幸にならないよう、回避策をうってある作品が大多数の中、彼らの恋は誰かを不幸にしてでも貫いた恋でした(後悔する部分は勿論あるけれど)。
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★★★★★ 2006-12-11 BL版シンデレラストーリー☆
ベタベタのシンデレラストーリーですが、合間に深刻な過去の因縁があったりお約束のお邪魔虫が入ったりと結構セオリーどおりの展開。
でもそんなのは何のその!
最後は王子様(侯爵令息ですが)とハッピーエンドで大団円は夢見るBLファンにとって永遠のテーマです!
織田涼歌さんのイラストも美しくて結構お手軽に幸せになれる1冊でした。
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おすすめ度 ★★★☆☆
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★★★★☆ 2007-08-09 切ない恋
復讐をしなければならない相手を愛してしまった青年の葛藤と苦悩。
また、一生かけての償いをするために、ただただ相手に尽くそうとする少年の健気さ。
この二人のすれ違う恋模様が良い☆
イラストも大変綺麗で、切ない恋がお好きな方にはおススメです♪
★★☆☆☆ 2007-07-30 何と言ったらいいか・・・・
この本は、イラストとあらすじに惹かれて購入したのですが、
内容の方は何と言ったらいいのか、ちょっと無理矢理鬼畜テーマ
を盛り込んでしまっているような印象があります。
いわゆるそういうシーンも、パターン化していてイラストの方に
むしろ魅力を感じます。
貴族やパブリックスクールなどの背景も、少し浅いのではと感じら
れます。前半はなかなか引き込まれるのですが、読み進めていくと
面白みに欠けています。
けれど、「鬼畜な、でも実は愛ゆえ?」的なBLが好きな方はお手に取って
みられても楽しめると思います。イラストはどれも本当に素敵なので。
私は星2つの評価をいたします。
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