弓月 あや
価格:¥ 893 (Book)
(参考価格:
発売日:
おすすめ度 ★★☆☆☆
売り上げランキング:50803
★★☆☆☆ 2008-02-17 やはり、いまひとつ不満
この方の著書は以前の『天使の贖罪』がいまひとつでしたので読むのを
躊躇っていたのですが、やはり内容がいまひとつでした。
内容は治りかけの持病を抱える主人公蓮をレディと勘違いした軍人クレイグが見初め、
しかしある事情から彼の家に半ば強制的に連れられた蓮が少年と分かる
ところから始まります。
そしてこの方の著書は「金~栗色系青年×黒髪消極的少年」のカップルが多い
ようですね。前作も同じような感じでした。
前作同様、序章に当たる部分は物凄く魅力があり惹かれます。主人公も
その相手役も、容姿の描写が幻想的で素敵です。
ただやはり中盤に差し掛かればやはり・・・どうも面白みに欠けます。
しかも私にはクレイグの蓮への対応にまったく深みや愛を感じられません。
科白だけが滑っていきます。その科白も後先を考えていないと思うものばかり。
「軍人」という設定に描写が負けていますね。
全体で見てもいまひとつなので、星2つです。
>>もっと詳しく見る