たとえこの恋が罪であっても | |
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「そんなに男が欲しいなら、おれが代わりをしてやろう」!?母の死により実父にひきとられた瑞樹は、誰ひとり知る者のいない異国であるイギリスのパブリックスクールに入り、そこでひとりの男と出逢う。父の再婚相手の連れ子であり、生徒達から憧憬を集める義兄のアルフレッドだ。だが、男好きで問題ばかり起こした亡き母の子どもとして、瑞樹は冷たい視線に晒される。頑張ろう、くじけちゃいけない。健気に毎日を過ごす瑞樹にアルフレッドは次第に惹かれるのだが、ある日の午後、全裸で男に仕えている瑞樹の姿を見てしまい…。
感想
涙ぽろぽろのお話です。主人公が可哀相で本当に胸が痛みました。
内容がすご~くせつないのです。
とにかく、ボーイズラブの話ではめずらしく泣いちゃいました。
エッチは少なめです。
どんなに辛くても淡い恋心を持ちつづけ、耐える瑞樹がいじらしい。
何度読み返してもせつなくっていい本です。
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