明晰な頭脳と冷静沈着な仕事ぶりで、新人にもかかわらず上客を任されるほどに優秀な証券マンの叶晶綺。彼は自分のミスから大口の顧客である資産家の黒崎に莫大な損害を与えてしまい、さらに取引停止を申し渡される。なんとか考え直してほしいと頭を下げる晶綺に黒崎は、妖しい笑みとともに新たな取引を持ちかけた―「私のものに、なるか?」と。プライドを踏み躙る内容に、一度はその場を立ち去ったものの、晶綺には断ることなどできるはずもなく。黒崎の仕掛けた巧妙な罠に抗えぬまま囚われていく晶綺は…。
感想
自分のミスから大口の顧客である資産家の黒崎に莫大な損害を与えてしまう。「私のものに、なるか?」
それは、黒崎の仕掛けた巧妙な罠だった。
始まりは、罠に落とされた晶綺。でも、凄く甘い。
こんなに、甘くて、あまくて・・・、いいのかな?
こういうの、好きです。大人の関係。
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)