鈴木 あみ
価格:¥ 580 (Book)
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おすすめ度 ★★★★☆
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★★★★☆ 2006-03-05 うまい!
時代物小説が好きで(BLに限らず)購入したのですが、あんまりそういった雰囲気ではなかったです。でも、この作家さんはお話の展開とかがとっても上手だと思いました。
★★★★★ 2005-11-22 犬猿の仲といわれる2人
『君も知らない邪恋の果てに』の続編というか…シリーズもの第2弾。
売春禁止法が廃止され、遊郭や高級娼館が再建されたという設定のもと、花降楼という男の遊郭が舞台になっています。
今回は、花降楼の双璧と謳われる傾城(=花魁)の2人綺蝶と蜻蛉の話です。
遊郭もので、しかも傾城同士の恋ですので、
「攻めが受けてるなんてありえない!」
「受けが不特定多数の他の男と寝てるなんて無理!」
という方はやめておいた方が吉と思います。
綺蝶は美人ながらも凄く男らしくて格好良いです。
蜻蛉はツンとした感じですが、読めば読むほど可愛くて仕方なくなってきます。
長い付き合いの2人なので少年時代の話も含まれています。とても可愛らしいです。
現在、第3弾まで発売されていますが、私はこれが一番好きです。
樹要先生によるコミックス化が決定。連載開始間近です。
★★☆☆☆ 2005-05-29 後悔・・。
遊郭ものということだから買ってみたけど、後悔・・。
あまり遊郭の雰囲気が感じられないし、登場人物たちにも共感がもてなかった。
★★★★☆ 2004-10-23 遊郭の中の恋。
今回の話は『誰も知らない邪恋の果てに』の続刊です。(キャラクターは違いますが、時代設定、世界設定が同じです。)
前巻でてきた傾城(いわゆる花魁)の二人、綺蝶と蜻蛉の話です。
この話は、遊郭という特殊状況、つまり男に身を売ることが前提となっている場所と言うことが面白いです。好きな相手だけれど、彼は自分だけの物ではなく、他の男に身を任さざるをえない。とてもイヤだけど、どうしようもない。そんな感じです。
だからといって、暗い話ではないです。綺蝶の明るい性格や、蜻蛉の結構可愛い性格が見えます。しかもなんといっても、綺蝶は妙に男らしいです。髪を長く伸ばし、綺麗な着物を着て、男を相手にしていても。(反対に蜻蛉は「お姫様」ですけど(笑))
綺蝶の10年にわたる恋と、蜻蛉の切ない意地っ張りの話でした。
(有る意味とんでもない設定ですが、それがイイ感じです。)
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