駆け引きはベッドの上で

あらすじ
「この賭けに君が負ければ、君の人生は私がもらう」「それでも逃げるのは性に合わない」仕事、恋愛。遊佐の人生はまさに順風満帆のはずだった。社運をかけた大きな契約が破談になるまでは…。理不尽なリストラをされ、その退職金で憂さ晴らしをする為に遊佐はラスベガスのカジノを訪れていた。そこでヨシュアと名乗る美形の日系人と勝負することになる。自棄になっていた遊佐は勝負に負け、約束通りヨシュアに身体も、これからの人生も握られることになるのだが、ヨシュアは遊佐をベットに押し倒しながら、更なる賭けを持ちかけてきた。今度こそ、勝負に負ければ一生囚われの身…。遊佐はその勝負を受けて立った。

感想
社会人モノです。仕事も恋愛も裏切られ、何もなくした遊佐。

「この賭けに君が負ければ、君の人生は私がもらう」と、やけになって行ったラスベガスで、美形日系人ヨシュアと勝負をすることに…。

美形日系人ヨシュアと遊佐のかんけいは・・・？

遊佐は、なぜ、仕事も恋愛にも裏切られたのか・・・？

気持ち的には、同僚や、企業的にも一泡吹かせてやりたいと思いますが、そんな「些細な過去」はどうでもいい、という感じ・・・うらやましい。

片岡をはじめとする彼の部下達もとても個性的で魅力的です。

物語のテンポがよいので、どんどんと作品の中にはまり込んでしまいました。

素敵な作品です。