★★★★☆ 2007-03-03 やはり女王の貫禄
久々に山藍節の本懐を見ました。
まさに耽美! 耽美というのはこういうものだということをしみじみと感じました。
シリーズものなのですが、今までの出していた分はちゃんと再発売されています。
こっそり一般文庫に入っている話も読んでおくと、いろいろ楽しいかも。
別の人も書いている通り、シメールはまさに山藍先生のキャラらしいキャラで、
登場も、造作も、行動も、何もかもがすばらしいです。
犬の扱いもすばらしい。
二つ…いや三つ? のトライアングルが交錯している内容は、まさしく山藍先生の独壇場です。
エロじゃなくて、エロスをたっぷり味わえて、非常に満足できますね。
★★★★☆ 2007-02-27 さすがです
久しぶりに山藍先生のすごさを堪能しました。
やっぱり耽美だなぁ・・・と。
犬が登場したときには、もしやと思ってちょっとビビリましたが、痛いシーンもなく楽しめました。
シリーズものなので通して読んだ方がいいと思いますが、これ一冊だけでも充分に山藍先生の世界に浸れます。
★★★★☆ 2007-01-18 祝!桜庭さんにお赤飯。
背徳の聖者からの三作目です。『邪香草』収の短編を入れると四作目。既刊を読んでいたほうがより楽しめます。 神父服?の桜庭さんがいろいろ無体をされてます。そこは官能の女王陛下ですから、ありとあらゆるバリエーションでスゴいです。タリオの仕事の過程、過去の事情が出てきたりする展開で、なかでも今回の目玉はシメールさんです。久々に山藍テイストたっぷりなキャラクター。 作者お得意の怪奇、神秘な九頭さんの存在をもう少し書いて頂きたかったなと。 犬と戯れたりするのは好きずきあるかも? 幾千の河を渡ってきたファンなら大丈夫です。
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